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競争率10倍の輸送ヘリに体験搭乗してわかったこと――「事業仕分け」で入館料再無料化の自衛隊広報施設「りっくんランド」の今

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―本誌ライターの小山内さんによる、コラム「オタク学」。「オタク的な分野×社会学」というテーマのコラム。第22回です―

埼玉県朝霞市に、無料で入館できるレジャースポットがあるのはご存知だろうか?
カップル向けではないが、家族連れ、特に男の子がいるご家庭などにはオススメできる。陸上自衛隊朝霞駐屯地に隣接した、陸上自衛隊広報センター、通称「りっくんランド」だ。(TOP画像は「陸上自衛隊広報センター」より引用))

■事業仕分けで入館料が有料になるも、来館者激減、再び無料へ

この「りっくんランド」は国民に、自衛隊や国防についてより知ってもらうために作られたため、元々は入館無料だった。だが、民主党政権下の事業仕分けにより、長崎の海上自衛隊、静岡の航空自衛隊の広報施設と共に、入館料が必要になることになった。

しかし、有料化後は来館者が激減。防衛省は2月1日から三施設の入館料を再び無料に戻し、今後の方針を検討することになった。

なお「りっくんランド」は陸自の広報施設としては国内最大で、AH-1S対戦車ヘリ「コブラ」を始めとする、様々な武器・装備・軍用車両の展示を見る事ができる。屋外に設置された装甲車や自走砲の一群は男の子なら見る価値アリだ。

■世界中で使われる大型輸送ヘリ「チヌーク」に乗ってみた!

少し前の話になるが、筆者が「りっくんランド」を訪れた際に、大型輸送ヘリCH-47J、通称「チヌーク」の体験搭乗企画への参加者を募集しており、応募してみたところ10倍の競争率をかいくぐって当選してしまった。

CH-47チヌークはアメリカの航空会社で開発され、日本では「J」型などがライセンス生産されている。

災害時の緊急援助のため国外へ派遣されたこともあり、他にも多くの国で生産・運用されるなど、汎用性の高い機体であることが特徴だ。(※左画像は「主要装備|[JASDF]航空自衛隊」より引用)

そして筆者は昨年十月末日、爆音のため快適とは言えないながらも、チヌークによる十数分間のフライトという、貴重な体験をすることができた。

なお軍用ヘリの試乗なんて、ゴツいカメラを抱えたオタクっぽい人たちばっかり集まってくるんだろうなあ、と思っていたら、なんと、意外にも筆者以外は全員家族連れであった。自衛隊を支持しているのは、軍オタと家族連れなのかもしれない。

※画像:(http://www.mod.go.jp/gsdf/eae/prcenter/)、(http://www.mod.go.jp/asdf/equipment/04_ch47j.html)

(小山内)

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(参考リンク)
陸上自衛隊広報センター自衛隊広報施設 再び入館無料

小山内 聡(おさない そう)
漫画とアニメとゲームが好きで軍事オタクの文系大学生。趣味はノンフィクションを読むこと。はてなダイアリー『日の丸海賊団』で書評を書いています。
http://d.hatena.ne.jp/kurohige-ossadot/
ツイッターはこちら↓
http://twitter.com/#!/ossadot

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